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OC設定資料テンプレート:アーティストに喜ばれる一枚の作り方

実用的なOC設定資料テンプレート:全身ターンアラウンド、表情セット、hexパレット、そして今日すぐ埋められるコピペ用項目リスト。

OCboard Team
OCboard Team2026/06/09
OC設定資料テンプレート:アーティストに喜ばれる一枚の作り方

頭の中でOCをデザインして、名前をつけて、悲しい過去や象徴的なジャケットまで考えた。そこへ友達が「描いてあげるよ、どんな見た目なの?」と聞いてくる。そのとき初めて、自分の手元にあるのは「なんとなくの雰囲気」だけだと気づく。その隙間をきっちり埋めてくれるのが、まさに「OC設定資料(リファレンスシート)テンプレート」だ。キャラクターを一枚に固定して、誰が描いても(未来の自分が描いても)同じ姿で二度描けるようにしてくれる。

OC設定資料(リファレンスシート)とは何か

リファレンスシート(略してref sheet)は、自分のオリジナルキャラクターにとっての唯一の「正解」。一枚、ときには二枚で、全身を複数の角度から見せ、正確な色を示し、みんなが間違えやすい細かいディテールと、いくつかの表情を載せる。これはコンセプトアートではないし、キャラクターのベストイラストでもない。たまたま見栄えがいい「仕様書」なのだ。

人がこれを作るのには、とても実用的な理由がある。コミッションのアーティストは描き始める前にこれを求める。キャラの瞳の色を勘で描いて外したら、全員の時間が無駄になるからだ。VTuberはLive2Dのモデラーにキャラクターのリファレンスシートを渡して、モデルがデザインと一致するようにする。作家は机の上に貼っておいて、12章でも赤毛のキャラがちゃんと赤毛のままでいるようにする。そして、もし自分でアートトレードを企画したり、コミッションを開いたりするなら、きれいなシートがあるかどうかが「5通の確認DM」と「ゼロ通」の差になる。

良いシートの骨格

装飾を取り払うと、しっかりしたシートはいつも同じ骨組みを持っている。

全身ターンアラウンド。 あらゆるキャラクターターンアラウンドのテンプレートの核は、同じキャラクターを複数の角度から描くこと。最低でも正面、斜め45度(スリークォーター)、背面。正面はシルエットと顔を見せる。斜め45度は、動いたときにデザインがどう見えるかを伝える。背面は、正面では隠れているものすべて(マントの留め具、タトゥー、髪の結び方)を捉える。3アングルが実用的な標準。衣装が複雑なら、横向きも追加しよう。

表情セット。 感情の幅をカバーする4〜6個の顔:無表情、笑顔、怒り、悲しみ、それにキャラ固有のもの1〜2個(ドヤ顔、テンパり顔、死んだ目)。これは、キャラがじっとしているときの見た目だけでなく、どう「感情を出す」のかをアーティストに伝える。

hexカラーコード付きのカラーパレット。 肌、髪、瞳、メイン衣装、アクセント、金属用の、小さなラベル付き四角。hexコードを書き込もう。「水色」は10通りに解釈されるが、#A8D8EAは解釈の余地がない。

クローズアップ指示。 精度が必要なパーツのためのズームパネル:髪の分け目の仕組み、ピアスのデザイン、剣のルーン、ブーツの紐の通し方。ここは、勘で描くとごまかされてしまうディテールだ。

身長とプロポーションの注記。 身長の目印(別のキャラや簡単なスケールと一緒に)、必要なら頭身も。チビキャラと背の高い剣士を同じスケールで描いてはいけない。

DO / DON'T 注記。 短く、ストレートに。「左目の傷は必ず残す(DO)。鼻筋をはっきり描かない(DON'T)。前髪は常に右の眉毛を隠す。」このセクションは、ページ上の他の何よりも修正回数を減らしてくれる。

正面・斜め45度・背面を見せるアニメOCのターンアラウンド設定資料正面・斜め45度・背面を見せるアニメOCのターンアラウンド設定資料

コピーして使える穴埋めテンプレート

これが、私が実際に使っている項目リスト。コピーしてドキュメントに貼り付け、空欄を埋めれば、一本も線を引く前にシートのテキスト部分が半分完成する。

  • 名前 / あだ名:
  • 年齢(または見た目年齢) / 種族:
  • 身長 + 体型:(例:168cm、細身で肩幅が広い)
  • 髪: 色(hex)、長さ、スタイル、分け目の側
  • 瞳: 色(hex)、形(つり目 / 丸目 / たれ目)
  • 肌の色: hex
  • デフォルト衣装: トップス、ボトムス、靴、重ね着
  • パレットスウォッチ: 肌 / 髪 / 瞳 / メイン / アクセント / 金属(それぞれhex)
  • 象徴的なアクセサリー:(絶対に身につけている1〜3点)
  • 武器 / 小道具: クローズアップ注記つき
  • 特徴的な印: 傷、そばかす、タトゥー、オッドアイ
  • 入れるべき表情: 無表情、笑顔、怒り、+ キャラ固有1個
  • 性格を3語で:(表情とポーズの指針になる)
  • DOリスト: 譲れないディテール
  • DON'Tリスト: ありがちなミス

テキストだけでも本当に役に立つ。このブロックをコミッションのアーティストにメールすれば、それだけで質問のやり取りを一往復節約できている。

「白紙問題」をスキップする方法

テキストは簡単な方の半分。難しいのは白いキャンバスだ。きれいな全身ベースと、実際にトレースしたり塗り重ねたりできるターンアラウンドを手に入れること。自分でターンアラウンドを描けない(あるいは、本番のデザイン作業を始める前に線画に週末をまるごと費やしたくない)なら、ベースを生成してしまおう。

上の項目をアニメOCジェネレーターに入れて、まず立ち絵を出力させる。OCboardなら、その同じ説明文から全身OCベースを生成できる。頭からつま先まで、一貫したプロポーションで、あのモヤッとした半写実的なAIっぽさではなく、フラットなセルシェードのアニメ調で。そこからシートを組み立てていく。

うまくいくワークフローはこう:

  1. 項目を書く。何よりも先にパレットを確定させる。
  2. 説明文から、きれいな正面向き全身ベースを生成する。
  3. 斜め45度と背面を生成して、キャラクターターンアラウンドを組み立てる。
  4. 各アングルを一枚レイアウトに配置し、hexスウォッチと指示を加える。
  5. 顔が決まったら、最後に表情セットをラフ描き、または生成する。

こうすると、背面が正面とこっそり矛盾しているシートではなく、意図が感じられるシートが出来上がる。ベースのプロポーションが一つの一貫したソースから来ているので、ページ全体が揃う。この最初のステップのためにあるのが全身OCメーカーで、おかげで白紙と格闘するのではなく、完成したベースを飾り付けることになる。

6パターンの表情を持つアニメオリジナルキャラクターの表情シート6パターンの表情を持つアニメオリジナルキャラクターの表情シート

最後にもう一つ。シートはわざと地味に保つこと。ドラマチックなライティングも、メインビューにアクションポーズも使わず、背景はニュートラルに。リファレンスシートは「鑑賞するもの」ではなく「読むもの」だ。映画的なアングルは本番のイラストのために取っておいて、シートには静かな役割を全うさせよう。

FAQ

OC設定資料には何を含めるべき?

最低限:全身の正面、背面、hexコード付きのカラーパレット、キャラの名前と主要なステータス。しっかりしたシートにはさらに、斜め45度のアングル、4〜6個の表情、難しいディテールのクローズアップ指示、身長の目印、短いDO/DON'Tリストを加える。デザインがはっきり読み取れるよう、ポーズはニュートラルに保とう。

ターンアラウンドには何アングル必要?

実用的な標準は3アングル:正面、斜め45度、背面。これでシルエット、デザインの動き方、キャラの後ろに隠れているものすべてをカバーできる。衣装に重ね着や非対称、背中に背負った武器など、斜め45度では説明しきれない要素があるなら、本当の横向きを加えよう。

リファレンスシートを作るのに絵が描けないとダメ?

そんなことはない。テキストテンプレートを自分で書き、全身ベースとターンアラウンドのアングルを生成して、一枚レイアウトに並べればいい。絵が描けない多くのクリエイターが、この方法できれいで正確なシートを維持し、そのままコミッションのアーティストに渡している。

リファレンスシートとコンセプトアートの違いは?

コンセプトアートは「このキャラは誰になり得るか」を探るもの。あえてラフで、ムーディーで、一貫していなくてもいい。リファレンスシートは、フラットなライティングと正確な色で、繰り返し描けるよう最終版を一つに固定する。コンセプトアートは「決めるため」に作り、リファレンスシートは「確定させるため」に作る。

頭の中に居座っているキャラがいる? まずきれいな全身ベースから始めて、その周りにシートを組み立て、アーティストに「一発目から実際に描けるもの」を渡そう。

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